しっぽの声という漫画をご存知でしょうか?
原材コミックシーモアというサイトで2巻まで無料になっています。
ペットの流通から、保護活動、殺処分までかなりリアルに描かれています。
リアルなだけに、目を背けたくなるシーンもありますが、苦手な方はご自身の判断でお願いします。
ボランティア団体の代表を務める、杉本彩さんが協力されているそうです。
劣悪な飼育崩壊
譲渡会での様子
高齢者が犬を飼うという事
劣悪な繁殖屋
命がペットショップに並ぶまでの流通ルート
わたしは学生時代にホームセンターのペットショップで半年だけバイトをしていたことがあります。
良心的な会社でしたが、実際にオークションなどで子犬を仕入れたりもしていました。大体仕入れ値は販売価格の10分の1くらいです。
お正月やクリスマスのセールが本当に理解できなくて、半年でやめました。
商売といえばそれまでですが、命がセールって違和感しかありません。当時18歳とかでしたが、それでも嫌でした。
全てがこんな劣悪な業者ばかりではありませんが、実際に日本でおきていることです。
フランスでは2024年にペットショップの販売が法律で禁止されるそうです。
手軽に命を買うことが出来すぎる日本。
わたしはトリマー という仕事をしていますが、正直ボランティアに携われば携わるほど葛藤をします。
過去にさまざまなオプションをサロンメニューに取り入れましたが、果たしてそれは犬が求めることなのかな?と思うようになりました。
炭酸泉、トリートメント、歯磨きは効果を感じたり、必要な子にはとても有効なものだと思います。
ただ、短毛の子にトリートメントは必要ありません。そこにお金を使うのであれば、ご飯やオヤツのグレードをあげてください。
(商売としてはオプションを使っていただける方が利益は出ますが、そこは求めていません)
いくら外からケアしたところで、食べた物で体は作られます。
話は逸れてしまいましたが、興味ある方は是非読んでみてくださいね^ ^